関東圏は、食材の宝庫であり食の先進地です。ファーマーズマーケット、法人化による新しい形の農業、カルチャーセンター方式の日本初の体験農園、海外まで知られる循環型の有機農業、農村と景観を生かしたツーリズム型のお祭り、学校給食における食育学習、コウノトリを戻した兵庫県豊岡市の田んぼ「冬期湛水水田」のルーツは千葉県です。
また伝統的な食加工の醤油、豆腐、味噌、日本酒など、従来の手法を守りながら、現在にも受け継がれる食材などが、たくさんあります。食材を最上の料理にアレンジする優れた料理人やシェフの人材も豊富です。
これは人口が多く、あらゆる食材が必要なこと、また食に関わる新たな試みがしやすいこと、情報も多く人も多いことから食や農業分野においても、先進事例ができやすいことがあげられます。
これらのことを現場から組みなおし、体系付け、新たにワークショップでのカリキュラムを取り入れていけば、もっとも先鋭的な、食と環境を見直す視点が作れるでしょう。また食の味覚を通して、本当の味わいと多くの表現と味覚言語をも獲得できます。まさに食文化(ガストロノミー)の宝庫なのです。
関東ツーリズム大学協議会委員
1952年佐賀県唐津市生まれ。食環境ジャーナリスト。食総合プロデユーサー。大分県食育事業アドバイザー。鹿児島県あまみ長寿・子宝事業推進委員。長崎県平戸松浦観光人材育成協議会地域活性化事業アドバイザー。大妻女子大学「ライフデザイン学科」非常勤講師。日本ペンクラブ会員環境委員。オリザジャポニカクラブ代表。ライターズネットワーク相談役。
最近のテーマは、農業、食材、環境問題、地域活性化、高齢者の生きがい、それに以前から追いかけてきた映画。テレビ、ラジオなどにも出演。講演も多い。
全国の食をテーマにした各地の新しい取り組みを、書籍、ラジオ、テレビ、雑誌、新聞、講演、学校の授業などを通して広く伝えている。