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生物多様性基本法成立記念授業:実習編 〜農業自然の番人 AgriNature Steward養成ビジネススクール〜 生物多様性農村社会をつくるための交流型人材育成スクール お申込
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生物多様性基本法成立記念授業:実習編 〜農業自然の番人 AgriNature Steward養成ビジネススクール〜 生物多様性農村社会をつくるための交流型人材育成スクール

共 催 アグリネイチャースチュワード協会、関東ツーリズム大学
場所:長野キャンパス(長野県上伊那郡飯島町 「アグリネイチャーいいじま」)
日程:2008年7月11日(金)〜7月13日(日)
募集:10名
授業タイプ:学習型
受講料:50,000円(注2)
このプログラムは終了いたしました。
プログラム内容

特別企画【実習1】手作り太陽電池出前講座

夕方の本プログラムの前の特別プログラムとして、ソーラーパネルなどを活用して手作り太陽電池を体験します。国際NGOソーラーネットは、主として未電化地区を多く抱える国々へ移転することを目的とし、電気を必要とする地域住民自らが、太陽光発電を組み立て設置し、さらにはメンテナンスもできる技術を移転する活動をしています。

【講義2】飯島町の農業概況を学ぶ

飯島町は20年以上前から集落営農に取り組んだ先進的な町です。また新たに作成された基本計画では、1000ha自然共生農場の実践についても具体的にあらわされています。飯島町の農業の取り組みについて、飯島町産業課課長の中村さんから説明をいただきます。

生物多様性基本法成立記念授業:実習編

【講義3】アグリネイチャー『農業自然』の基本構想と経営戦略

協会理事長の松木洋一さんが、本講座の基本理念である自然と共生する農業についての理解を深めるために、国内の先進事例の説明をしながら日本農業と農村の有るべき方向について話します。また近年課題となっている直接支払い政策を理解するためにEUのあたらしい動きも学びます。


【講義4】農場に生きる野生生物の知識と
マネージメントT:ビオトープ管理技術

昆虫の基礎知識を学び、人が農業活動を行うことで生きる場を得た生き物が生息するためには、人の手が適切に入り、管理された場が必要です。環境指標生物社長の新里達也さんから、ビオトープについての基礎知識を学びます。

生物多様性基本法成立記念授業:実習編

【実習5】ビオトープ建設実習

町内の様々なポイントを回り、水路の形態とカワニナやその他の生物の生息の関係を見学した後に、飯島のシンボル的存在の1円玉大のハッチョウトンボを始めとする多様な生物が暮らすビオトープづくりをお手伝いします。


【実習6】水田・里山の生き物調査実習

神戸大学教授の伊藤一幸さんは、雑草の専門家。クロクワイの芋などを掘り、そこに生きる生物を観察し、芋や種の生理や寿命について学びます。

生物多様性基本法成立記念授業:実習編

【講義7】農場に生きる野生生物の知識と
マネージメントU:農場雑草管理技術・里山植物の
多様性保全技術

フィールドミュージアムの研究員の方々は、日々飯島の生き物についての調査をしており、そのデータをもとに生産者は多様な生物を自ら確認し、自然共生栽培技術を研究しているのです。ただやみくもに除草するのでも、放置するのではなく、駆除したい種の特性を知り、適切な対応をすることで雑草を管理する方法を学びます。

生物多様性基本法成立記念授業:実習編

【講義8】自然共生栽培の生産技術体系

梅津鐵市さんは「自然共生栽培の生産技術体系」の第一人者。生物・地学・化学・物理の分野を縦横無尽に駆使し、研究と全国規模で展開されている梅津農法の栽培の実践からの土作りの極意は、自然共生には科学と実践の両輪が不可欠だと実感する講義となるでしょう。


【実習9】水田の虫見板利用技術

自然と共生するには、虫のことを知る必要があります。どんな形なのか、どんな生態なのか、どれくらいの数がいるのか。そのような昆虫の観察を行うために広がっているのが「虫見板」です。宇根 豊さんから虫見板を実際に使って水田を観察する方法を学びます。


【スペシャル講師討論会】
生物多様性基本法と自然共生農業

今年5月、多様な生き物を守り、自然と共生する社会の実現を目指す「生物多様性基本法」が成立しました。国の事業において、生物多様性への配慮が極めて重要だと位置づけられたのです。法律が作られた背景と目的は何か、今後、どのように現場に影響を与えていくと考えられるのか、講師陣たちと討論します。

生物多様性基本法成立記念授業:実習編
生物多様性基本法成立記念授業:実習編

【ワークショップ10】水田の虫見板利用技術

今回の授業は、自然共生農業社会を実現する実践者としての農業者の育成と支援、およびこのような農業振興に不可欠な多くの消費者・流通業者・行政関係者に賛同を広げ、ネットワークを築くための地域コーディネーター人材の育成を目的としています。講座を振り返り、参加者一人ひとりが学んだことを踏まえ、今後の自分の活動プランを作り、発表します。


【資格試験11】水田の虫見板利用技術

最後に、スクール修了の証として、「農業自然の番人」アグリネーチャースチュワードの資格のための資格試験を行います。

生物多様性基本法成立記念授業:実習編

食事内容

「飯島郷土料理」

飯島の野菜と果物など農産物をたっぷり使った食事を楽しみいただけます。また、地元の農家および東京のソムリエと共同してマイ焼酎の開発をはじめているユニークな酒屋さんがおり、他では味わえないワイン、有機日本酒、ウイスキーなどを楽しむことが出来ます。農と食に思いをめぐらせてみてください。

生物多様性基本法成立記念授業:実習編

施設紹介

アグリネイチャーいいじま

アグリネイチャーいいじまは、環境教育・エコツーリズム・食育・農業体験ができる交流施設として農林水産省補助事業によって建てられました。運営は地元の農業者、自然観察専門家、観光業者、食品業者と東京の学校、大学関係者、食品流通業者によって共同経営され、飯島町、JAなどが支援しています。コッテイジ風の2つの宿泊棟と4つのモンゴルのゲルがあり、敷地内には水田と畑、果樹園、ビオトープあり、また乗馬を楽しむことも出来ます。中央アルプスへ散策し、いろいろな生き物に遭遇する楽しみがあります。
また、地元の自然観察専門家の研究所である「フィールドミュージアムいいじま」と協力関係にあり、常任研究員がスクールの講師としてお手伝いをしてくれます。

地図はこちら

生物多様性基本法成立記念授業:実習編

スケジュール

【当日の流れ】
<7月11日(金)

13:00〜18:00 特別企画【実習@】手作り太陽電池出前講座 国際NGOソーラーネット 櫻井薫
18:45〜19:15 集合:挨拶 松木洋一・KTU曽根原
19:15〜19:30 【講 義 A】「飯島町の農業概況]   飯島町産業課課長 中村澄雄
19:30〜22:00 夕食&飯島町農業者との懇親会


<7月12日(土)

7:00〜 8:00 朝 食
8:00〜10:00 【講 義B】 「アグリネイチャー『農業自然』の基本構想と経営戦略 松木洋一 
10:00〜12:00 【講 義C】「農場に生きる野生生物の知識とマネージメントT:ビオトープ管理技術」 新里達也
12:00〜13:00 昼 食
13:00〜15:00 【実 習D】「ビオトープ建設実習」 新里達也・吉田保晴・斉藤久夫
15:00〜17:00 【実 習E】「水田・里山の生き物調査実習」 伊藤一幸・FM研究員
17:00〜19:00 【講 義F】「農場に生きる野生生物の知識とマネージメント U:
農場雑草管理技術・里山植物の多様性保全技術」 伊藤一幸・FM研究員
19:00〜20:00 夕 食
20:00〜22:00 【講 義G】「自然共生栽培の生産技術体系」 梅津鐡市


<7月13日(日)

7:00〜 8:00 朝 食
8:00〜10:00 【実 習H】「水田の虫見板利用技術」宇根 豊・米山富和・FM研究員 
10:00〜12:00 「生物多様性基本法と自然共生農業」についての講師討論会
松木(司会)伊藤・梅津・宇根・曽根原・新里・矢崎
12:00〜13:00 昼 食
13:00〜14:00 【ワークショップ I】「ビジネスプラン作成」 矢崎・松木・FM研究員
14:00〜16:00 【資格試験 J】
  終了後 解散

 


注意事項

※1:

アグリネイチャーいいじま現地集合・現地解散となります。現地への往復については、ご自身でご準備ください。
アグリネイチャーいいじま 〒399-3702長野県上伊那郡飯島町3907-1636番地 TEL/FAX:0265-86-6072
中央高速バス飯島駅下車(新宿西口から3時間、名古屋1時間30分) バス停から車で送迎します。
地図はこちら

※2: 受講料(5万円)とは別に、宿泊費12,400 円(一泊3700 円+食事3 食2500 円=6200 円×2 泊)、懇親会費の実費がかかります。
※3: 申込み後、キャンセルの際は必ず関東ツーリズム大学事務局までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
(関東ツ-リズム大学事務局TEL:03-6273-9467 担当:斉藤)
※4: やむを得ない諸事情・天候によっては一部プログラムを変更の上、実施する場合があります。
※5: 各体験のための汚れてもよい動きやすい作業着(ジャージ等)、汚れてもよい靴(長靴等)、防水グローブ、雨天時のための雨具(傘やレインコート)をご持参ください。夜は冷え込みますので防寒着をご持参されます事をお勧めいたします。
※6: 宿泊は相部屋となります。浴衣・アメニティグッズ(タオル・はぶらし等)はございませんので各自にてご用意ください。トイレ・お風呂・洗面所は共同です。
※7: お客様の個人情報はお客様との連絡のために利用させていただく他、お客様がお申し込みいただいたプログラムにおいて運送・宿泊機関などの提供するサービスの手配及び受領のための手続きに必要な範囲内で利用させていただきます。


【お問い合せ先】
関東ツ-リズム大学事務局(NPOえがおつなげて)
TEL:03-6273-9467
MAIL:
担当:斉藤
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先生紹介
松木洋一

松木洋一


日本獣医生命科学大学応用生命科学部名誉教授、アグリネイチャースチュワード協会理事長、農業と動物福祉の研究会世話人代表、有限会社アグリネイチャーいいじま取締役、NPO法人えがおつなげて顧問。この数年来、消費者団体と都市農業者がともに都市農地周辺の生き物調査をおこない、東京の農業自然≠フ再生をめざしている。
アグリネイチャースチュワード協会

アグリネイチャースチュワード協会


 本来の農業が持つ“自然環境を保全し生物多様性を維持していく機能”を重視し、自然共生農業の実現を目指すネットワーク。
 協会が提案する自然共生農業は、古くから日本農業が実際に進めてきた“自然と相互依存する”という関係を、科学的知識を基本にして自覚的に実現することを図るものです。農薬などの使用が少なかった昭和30 年代の豊かな生物生態系を復元することを目標として、科学的データをもとに自然共生農業の実現程度をはかる「生物指標」という環境価値基準を設定し、農業経営の育成と地域農業振興事業を支援します。
 そして自然共生農業システムに基づいて生産された農産物に高い自然価値を見出すとともに、農業の多面的機能がつくりだす農業自然(アグリネーチャー)を楽しみ、教育の場として利用していく「環境サービス機能」を新たに高く評価しています。

講師陣のみなさん


秋山侃(GPS 利用)岐阜大学教授 流域環境研究センター
阿部治(環境教育)立教大学教授 社会学部・大学院異文化コミュニケーション研究科
伊藤一幸 (雑草管理技術) 神戸大学教授 農学部熱帯植物学教室
糸長浩司 (エコビレッジ計画) 日本大学教授 生物資源科学部
宇根 豊 (生き物共生技術)NPO 法人農と自然の研究所代表
梅津鐵一 (土作り技術)(有)イズミ農園社長
佐藤洋平 (レクレーション計画)東京大学大学院名誉教授
曽根原久司 (農村ツーリズム) NPO法人えがおつなげて代表理事
永松美希 (フードチェーン)日本獣医生命科学大学准教授
新里達也 (昆虫・ビオトープ)(株)環境指標生物社長
羽山伸一 (野生動物管理)日本獣医生命科学大学准教授
松木洋一 (自然共生農業)日本獣医生命科学大学名誉教授
南正人(エコツーリズム)ワイルドライフコミュニティ研究所代表
斉藤久男(自然観察実習)フィールドミュージアムいいじま代表
中村千賀(自然観察実習)同上 常任研究員
知久平彰 (自然観察実習)同上 常任研究員
浜田 稔 (IT活用観察実習)同上 常任研究員
吉田保晴 (自然観察実習)同上 常任研究員
米山富和 (自然観察実習)同上 常任研究員
米山妙子 (自然観察実習)同上 常任研究員
和田一雄 (野生動物管理)同上 客員研究員 (前東京農工大学教授)
矢崎栄司 (有機フードシステム)  アースワーク主宰
福田高志 (ブランド開発)(株)アイスクウェア代表取締役社長